ディレクター日記
ショパンの部屋ある「クラシンスキ宮殿」は、今は美術学校。普通に学生が出入りしたり、カンバスが置きっぱなしになったりしている部屋の続きに、ショパンの部屋は、静かに保存されています。
この時期のワルシャワは太陽が上まで昇らないので、撮影したのはちょうど12時だったのに窓から差し込む斜めの光は、まるで夕方のようでした。朝は8時過ぎまで暗く、午後は2時半を越えるともう街の灯がつき始めるので、私たちはランチ抜きで「とにかく陽のあるうちに!」と大急ぎでした!