ディレクター日記〜野口英世 (2005/2/23放送)〜 恒例、日本の冬の雪景色。今年は福島県猪苗代町に行ってきました。昨年11月から新千円札の肖像になった、野口英世の生家です。現在は野口英世記念館として公開されており、併設の展示室では、彼の使った顕微鏡などの遺品も見ることができます。 開館はなんと今から67年前の、昭和14年(1937年)。博士の死後11年目の命日に開館したそうです。展示室では生家の変遷を写真で見ることができます。茅葺き屋根をトタンで覆ったり、生家をまるごと建物で覆ったりと、昔から保存のために様々な工夫をしているのがよくわかります。そして、現在は茅葺き屋根に戻され、その上に大きな屋根をつけて、風雨を防いでいます。 |