林 芙美子
(1903〜1951)
小説家、門司に生れる。本名フミコ。尾道高女卒業。
幼少より社会下層の生活を体験。暗い人生経験を日記体で記した小説「放浪記」が『女人芸術』に連載され、昭和5(1930)年、改造社から出版されるとベストセラーとなり、一躍名を知られた。
その後、昭和6(1931)年「風琴と魚の町」「清貧の書」、昭和9年「泣蟲小僧」、昭和10年「稲妻」等を発表、日中戦争勃発後は中国・東南アジアの各地に赴き従軍作家として活躍した。
敗戦後も旺盛な創作ぶりを示し、「うず潮」を昭和22年(1947)年に、23年には「晩菊」、24年「浮雲」「茶色の眼」などの作品を次々にと発表した。
昭和26(1951)年、朝日新聞に「めし」を連載執筆中、過労のために急逝した。