フランツ ヨセフ ハイドン
Franz Joseph Haydn(1732〜1809)
 作曲家、ニーダーエスターライヒのローラウ生まれ。
 ベートーヴェン、モーツァルトへと続くウィーン古典派の基礎を築いた。
「パパ・ハイドン」の名にふさわしく、その親しみやすく純朴で明快な音楽は瑞々しい新鮮さをいつまでも失うことがない。1761年、エステルハージ候の副楽長、66年楽長となる。90年同楽団の解散後、ウィーンに移り、二度ロンドンに招かれて演奏会を開く。「驚愕」(1791)、「時計」(94)など104曲の交響曲のほか、協奏曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタ、また「天地創造」(96〜98)や「四季」(1799〜1801)などのオラトリオ、ミサ曲など多数。弟ミヒャエルも作曲家。
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