|
ミケランジェロ・ブオナローティ
Michelangelo Buonarroti(1475〜1564) 芸術家 フィレンツェ共和国(現在のイタリアのトスカーナ州)カプレーゼに生まれた。父ロドヴィコはカプレーゼで判事をしていたが、ミケランジェロはフィレンツェで育ち、後に父が大理石の採掘所と小さな工房を構えていたフィレンツェ近郊のセッティニャーノで、彫刻家とその妻と共に暮らしていた。 幼少の頃から絵画や彫刻に興味を示し、父親の希望に添わず1488年、13歳でドメニコ・ギルランダイオに弟子入りした。ドメニコは彼の才能に感心し、フィレンツェの支配者だったロレンツォ・デ・メディチに紹介した。ロレンツォはミケランジェロを自宅に引き取り学ばせた。ミケランジェロはこの時期に『ケンタウロスの戦い』『階段の聖母』の二つの浮き彫りを制作。 1501年に共和国政府の依頼で彼の代表作のひとつであるダビデ像を4年かけて制作した。 |