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野口英世
(1876〜1928) 医学者 福島県の貧しい農家の子供として生まれる。幼名は、清作。幼いころに左手に火傷を負い、そのためにいじめにあうが、負けじと勉学に励んだ。成績優秀で、学校では生長(現在で言う生徒会長)となり、先生に代わって教壇に立つこともあった。貧しいながらも、恩師・小林先生のおかげで高等学校に通うことができるようになる。周りの人のおかげで左手のやけどの手術を行い、そのとき治療してくれた医者の姿を見て、医学を志すようになる。1893年、猪苗代高等小学校卒業後、医学を学ぶ。1896年、20歳の若さで医師免許を取得。その後、1898年に「英世」と改名する。 1904年、ロックフェラー医学研究所に職を得る。1911年8月、梅毒スピロヘータの純粋培養に成功と発表。一躍、世界の医学界に名前を轟かせることになった。 その後、黄熱病の研究をしていたが、自らも黄熱病に感染し1928年死去。 |