天皇陛下
1933〜
昭和天皇(裕仁)と香淳皇后(良子)の第一皇子。宮城(現、皇居)内の産殿にて誕生した。
当時の皇室のしきたりにより、満3歳で両親のもとを離れ、赤坂離宮(現在の、迎賓館)構内の東宮仮御所で東宮傅育官によって育てられる。1940年(昭和15年)、学習院初等科に入学するものの、1944年(昭和19年)には戦火の拡大により栃木県日光市の田母沢御用邸に疎開したが、後に、奥日光・湯元の南間ホテルに疎開し、当地で終戦を迎えられた。同高等科卒業後、学習院大学政治経済学科へ進学。1956年(昭和31年)まで在籍する。
1958年(昭和33年)11月の皇室会議にて内定していた正田美智子と、に結婚。明治以降、初の旧平民出身東宮妃であったために、国民的な「ミッチー・ブーム」がおこる。翌年、第一皇子浩宮徳仁親王が誕生。また1965年には秋篠宮文仁親王が、1969年には紀宮清子内親王が誕生し、三児の父となる。昭和天皇の崩御により、1989年(昭和64年)1月7日に皇位を継承。
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