クリムト
Gustav Klimt(1862〜1918)
画家、ウィーン近郊バウムガルテン生まれ。
ウィーン工芸学校に学ぶ。アール・ヌーヴォーの影響を受け、1897年モルやロラーと共に芸術家協会を脱退、「ウィーン分離派」を結成して初代会長となる。装飾的な背景に人物を包み込み、象徴的でエロティックな作品を生み出した。1905年に分離派を去り、オーストリア芸術同盟を設立。エゴン・シーレ等の画家に影響を与えた。代表作に「ユーディットT」(1901)、「ベートーヴェン・フリーズ」(02)、「接吻」(08)など。また、生涯の伴侶であったエミーリエ・フレーゲ(1874〜1952)は、マリアヒルファー通りにて「フレーゲ姉妹モードサロン」を経営していたことで知られる。
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