小泉 八雲 （１８５０〜１９０４） 　明治期の文学者。ギリシャ・リュカディア島生まれ。 　英国人で、のち日本に帰化。本名はLafcadio　Hearn（ラフカディオ　ハーン） 欧米各地を転々、新聞記者となり文学評論を書き始める。明治２３年来日。松江に住み、小泉節子と結婚。２４〜２７年、熊本の五校教師。古い日本の面影に打たれ、日本紹介の文章を次々に発表。欧米の読者のみならず、日本の知識層に計り知れない影響を及ぼした。２９〜３６年（東京）帝大で英文学を講じた。著作に「知られざる日本の面影」（１８９４）、「怪談」（１９０４）がある。

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