フェルッチオ　ランボルギーニ Ｆｅｒｒｕｃｃｉｏ　Ｌａｍｂｏｒｇｈｉｎｉ（１９１６〜１９９３） １９１６年４月２８日にボローニアの北、チェント近郊のレナッツオの裕福な農家に生まれる。 工科大学を卒業後の１９３９年に徴兵されて整備兵になったが、２年後に帰国。 軍での経験を活かし軍放出トラックを改造したトラクターを売る商売を始め、４９年、トラクター製造会社であるランボルギーニ・トラットリーチ社を設立する。 １９６０年にボイラーと空調機の会社を作り、その３年後に自動車会社を設立。 ６６年発表の名車ミウラで世界的に知られるようになったが、７１年のボリビア動乱に絡むトラクター大量キャンセルによりトラクター会社を売却。 自動車会社も折からのオイルショックにより、７４年には株式を譲り引退。 自動車業界を去ったフェルッチオは、７０年から始めていたワイン作りに全精力を傾けた。 熱血イタリア人で親分肌だったフェルッチオを慕う人は、今なお多い。