グスタフ マーラー
Gustav Mahler(1860〜1911)
 作曲家、指揮者。ボヘミアのカリシュト生まれ。ユダヤ系。
 ウィーン音楽院に学び、その間ワーグナー、ブルックナーの影響を受けた。ウィーン宮廷歌劇場、ウィーン・フィルの指揮者として活躍。また、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルも指揮。後期ロマン派の代表者であり、創作は10曲の長大な交響曲(第10番は未完)およびこれと不可分に結びついた歌曲に集中し、多層性、総合性、無限性によって混沌とした、果てしない宇宙的世界を創り上げた。代表曲は、「亡き子を偲ぶ歌」(1901〜04)、「大地の歌」(07〜08)など。
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