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2010/07/14 イカルス号事件が起きた地 |
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長崎。１４０年ほど昔、彼はこの地を踏みしめていました。 後の三菱財閥の創始者、岩崎彌太郎。 土佐藩士だった彼は、藩の貿易を扱う「土佐商会」で 働いていました。 |
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そんななか知り合ったのが、坂本龍馬。 大志を抱く男たちは、心をぶつけあい、 酒を酌み交わします。 |
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龍馬がこの街を去る時、彌太郎の頬を伝ったのは涙。 |
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「二時ごろ出航なり、余及び一同これを送る。余覚えず涙涕数行」 |
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間もなく、土佐藩を揺るがす事件が起きます。 イギリス船の乗組員が殺害され、土佐藩士に嫌疑が 掛かったのです。 |
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緊迫のなか、土佐藩代表として交渉に臨んだのが彌太郎。 彼は持ち前の豪胆さで、外国相手に一歩も引きませんでした。 |
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そして連日、奉行所通い、 藩と己の誇りの為、主張を訴え続けます。 |
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岩崎彌太郎は、この街を奔走しました。 いつの日も、熱い魂と共に。 |
国：日本 長崎県
人：岩崎彌太郎 イカルス号事件が起きた地
人：岩崎彌太郎 イカルス号事件が起きた地
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曲名：また歩き出す 作曲：羽岡 佳 |
