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2015/01/28 憧れの家 |
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古き良き時代が香る町、コンコード。 ここに「若草物語」の作者、オルコットの 忘れえぬ場所があります。 |
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それは父親の友人だった、詩人エマーソンの家。 エマーソンは、少女だったオルコットを書斎に招き、 好きなだけ本を読みなさいと言ってくれました。 |
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本からあふれ出る新しい世界が エマーソンの豊かな知識が、 大地に染み込む泉のようにオルコットの 心を満たしてくれました。 |
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暮らしに追われ、満足に学校へ通えなかった オルコットにとって この書斎で過ごす時間はキラキラと 輝くひとときでした。 |
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いつしかオルコットは、エマーソンに、 ほのかな憧れを抱くようになります。 |
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野の花を、 そっと階段に置いて去ったこともありました・・・ |
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オルコットは生涯ここを忘れませんでした。 人を想う心を知った、この家を。 |
| 国：アメリカ マサチューセッツ州コンコード 人：オルコット 憧れの家 |
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曲名：心の幻想曲
作曲：朝川 朋之 |
