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2020/03/04 作家の出発点 |
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「私は宿命的に放浪者である。私は古里を持たない」 |
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「放浪記」で知られる作家・林芙美子は 尾道にある、この建物の二階で暮らしていました。 |
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時は大正６年。 |
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行商人の親を持ち 各地を転々とした少女時代。 |
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狭い部屋で、つましい生活を送りながら ふと淋しくなるときもありました。 |
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そんな彼女にとって何よりの楽しみが 本を読むこと。 |
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やがて芙美子は、小学校の教師に文才を認められます。 |
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そしていつしか作家になることに 夢を見出したのです。 |
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ここは林芙美子が、文学の道を 歩みはじめた地でした。 |
| 国：日本 広島県尾道市 人：林芙美子 作家の出発点 |
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曲名：「みことなら、大丈夫。」
作曲：兼松 衆 |
