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2021/03/17 日本を離れて |
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大正２年、作家・島崎藤村は はるばるパリにやって来ました。 |
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藤村、４２歳。日本で許されぬ恋をした彼は 異国のアパートで、傷心の日々を過ごします。 |
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もう日本には帰らない。 そう決意し、過去を捨てるつもりだった藤村。 |
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そんな彼を変えてくれたのは、この街の芸術でした。 |
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音楽に絵画、そして彫刻・・・ 初めて触れる本場の作品が 藤村に感動と、生きる力を与えてくれたのです。 |
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「巴里の町には響がある」 |
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３年後、パリでの生活を終えた藤村は 帰国の途につきました。 日本での再起を、心に誓って・・・ |
| 国：フランス パリ 人：島崎藤村 日本を離れて |
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曲名：子供の領分 〜 第6番 ゴリウォーグのケークウォーク
作曲：ドビュッシー |
