千姫 (1597〜1666) 徳川家康の孫
安土桃山時代から江戸時代の女性で、豊臣秀頼の正室である、父は徳川秀忠。豊臣秀頼・本多忠刻の妻。1598年に豊臣秀吉の命を受け、豊臣秀頼と婚約。1603年に秀頼と結婚し、大坂城に入る。1615年の大坂夏の陣で大阪城が落城し家康の元に千姫が戻る。戦後、伊勢桑名の本多忠刻の所へ嫁ぐこととなる。1618年には長女勝姫、1619年には長男幸千代が生まれるが、1621年に幸千代が4歳で没したのを始め、1626年には夫・忠刻が没するなど不幸が続き、本多家を娘・勝姫と共に出て江戸城に入り、出家して天樹院と号す。出家後は娘と二人で竹橋の邸で暮らす。

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