#1僕は運命の人になる
2026.07.11
化粧品会社『野瀬化粧品』の総務部に勤務する雪村爽太(松村北斗)は、自己主張の少ない人畜無害な空気系男子。子どもの頃から内気で存在感が薄く、人に自慢できることは何もない平凡な人生を歩んできた。ただひとつ、初恋の相手に25年間も片想いを続けていることを除いては……。
そんな爽太とは正反対に、キラキラと日の当たる人生を送ってきた『野瀬化粧品』の社長令嬢で第二ブランド事業部部長の野瀬麻里子(岡崎紗絵)は、コスメブランド『VELEL』を手掛け、今や人気ブランドに成長。仕事をバリバリこなす麻里子に対し、「所詮は親子のコネ」と冷ややかな目で見る社員も少なくないが…。唯一、秘書でシングルマザーの竹田泉(佐々木希)だけは、本音で何でも言い合える気の置けない間柄。
イチ社員の爽太にとって麻里子は、同い年でありながら会社の役員も務める雲の上の人。会話を交わしたこともなければ、存在すら認知すらされていない爽太は、カフェで困っていた麻里子に手を貸すものの、よそよそしい態度を取られてしまう。だが、2人は子どもの頃のある事件をきっかけに出会っていた……以来25年間、麻里子の人生をずっと見守り続けてきた爽太。いつだって遠くから見ているだけ、それだけで満足していた……はずだった。
『VELEL』で新たにスキンケア部門の立ち上げを目指す麻里子は、父で社長の野瀬銀次郎(石黒賢)から企画の練り直しを求められる。
困っていた麻里子を助けるため、爽太は初めて沈黙を破り、麻里子に声をかけてしまう…。
その日から、爽太の純愛が狂気じみていく。そして、麻里子の周りで不可解な事件が起きる。
当たり前の日常が一変し、スリリングに動き始める。