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2009年5月3日 放送 |
皇室日記、今週は皇室と大衆芸能を特集します。
古くから庶民の間で親しまれてきた大衆芸能の一つに落語があります。
井上馨侯爵邸のお庭開きの宴席に明治天皇が臨席された際、当代きっての落語家、三遊亭円朝が御前口演を行い、演目は「塩原多助」でした。この時、初めて明治天皇は落語を聞かれました。
昭和48年には、昭和天皇のご発案で香淳皇后の古希を祝う会が催され、初めて宮中に落語家、三遊亭円生が呼ばれました。円生は宮中での御前口演を成功させるため、様々な努力をして臨みました。当時のその様子をつぶさに見ていた弟子の三遊亭円楽さんにその時のエピソードを伺います。
又、昭和39年、昭和天皇は香淳皇后とご一緒に、学習院初等科の同窓会に出席されました。その時、香淳皇后に楽しんでいただこうという級友たちの企画で、梓みちよさんが「こんにちは赤ちゃん」を披露し、香淳皇后は大変お喜びになったそうです。

新宿末廣亭にて
久能キャスターと杉上アナウンサー
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三遊亭円楽師匠
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歌手・梓みちよさんと杉上アナウンサー
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