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2010年3月21日 放送
今回は、かつて皇室の御料温泉と言われた宮城県、仙台の奥座敷、秋保温泉(あきう)を特集します。
この秋保で一番古い歴史を持つ、お宿・佐勘。伊達政宗の湯浴び御殿として有名ですが、歴史を遡ると第29代・欽明天皇が皮膚病を患っていたところ、献上された秋保の湯で湯浴びするとたちまち完治し「御湯」(みゆ)の称号を賜ったと伝えられています。佐勘の湯は皇室のお取り寄せの湯「御料温泉」として、又天皇の命によって許された者のみが入浴を許可される「勅封の温泉」に定められ当主が湯守をしてきました。由緒ある秋保温泉には昭和47年に両陛下が宿泊された緑水亭もあります。両陛下が宿泊された夜、あるお祝いをされたというエピソードと共に当日の料理について女将の高橋咲子さんに聞きます。昭和天皇が東北ご巡幸で宿泊された旧伊達邸鍾景閣(しょうけいかく)を井田キャスターがリポート。伊達文化が息づく建物と名物の箪笥料理も紹介します。
宮城・仙台城跡の伊達政宗像前にて
井田キャスターと高橋アナウンサー
仙台市・旧伊達邸鍾景閣の熱海茂夫さんと
井田キャスター
秋保温泉・緑水亭の女将 高橋咲子さんと
高橋アナウンサー