■ 地蔵院(じぞういん)   6月8日放送

洛西・西山の地蔵院は竹林の美しさから竹の寺とも言われ、又一休さんで知られる一休禅師が6歳まで過ごした寺です。禅寺らしい凛とした佇まいが心地よい緊張感を与えてくれます。 十六羅漢の庭は自然石が羅漢の修行の姿を表しています。
ちなみに羅漢とは知恵の力で悩みをなくし悟りに達した聖者のこと。




洛西・衣笠山の山麓に佇む「竹の寺」と言われる禅寺、地蔵院。



美しい竹林に囲まれた参道を進むにつれて、竹に宿る精霊に心を洗われ、禅の世界へ近づいていくような気がしてきます。


境内は竹林と新緑に包まれ、凛とした空気が漂う静寂の世界。


点在する16の石が修行をする羅漢の姿を現す十六羅漢の庭。

修行の場を守るように周囲からの雑念を竹林が拒んでいます。


「竹又」は京の竹にこだわり続ける元禄時代から続く竹製品の老舗。

長い伝統の中で育まれた職人の技が新たな息吹きを竹に吹き込みます。


豊かな竹林とそこから生まれる工芸品は千年の都に清々しい風情をもたらしています。


竹林が多く竹取物語の舞台と言われる西山。その竹林には心を清める不思議な力があります。
本当に地蔵院の参道を進むうちに心が穏やかになってきたのです。
それは竹林に宿る竹の精がなせる業で、かぐや姫も竹の精だったのかもしれないなどと思ってしまいました。いずれにしても京のお寺で竹林の美しさは地蔵院に勝る所は記憶にありません。

「竹又」は元禄時代からの竹工芸の老舗で京の竹にこだわり続けています。
「寒暖の差が激しい気候で育つ京の竹は良質でエジソンの電球にも京の竹が使われた。」とご主人が語ってくれました。
竹又では2時間ほどの竹工芸教室(¥3500)も行っているので
京旅行の楽しい思い出になるかもしれません。


「 童心 」
演奏/作曲:伍芳(ウーフォン)