■ 毘沙門堂(びしゃもんどう)4月12日放送

山科の毘沙門堂は703年文武天皇の勅願で僧行基によって創建されその後1665年皇子公弁法親王が入寺して門跡寺院となり、高い寺格と鄙びた山寺の風情を今に伝えています。本尊の毘沙門天は天台宗の宗祖、伝教大師の作で比叡山延暦寺の本尊薬師如来の余材で作られたと言われ、京の七福神の一つとして庶民の信仰を集めています。
御所から移築された宸殿はその内部を116面の襖絵が飾る雅な佇まい。逆遠近法を使って書かれた何面かの襖絵は見る角度によって絵が違って見える不思議な絵です。
秋の紅葉とともに桜の名所としても知られており特に宸殿前の樹齢百数十年、枝張り30Mの枝垂れ桜は有名です。




山科を流れる琵琶湖からの疎水が今年も又、艶やかな桜に彩られました。


程近い毘沙門堂は1300年前に創建され、代々皇族から出家者を迎えた格式の高い門跡寺院



本堂に祀られる毘沙門天は京の七福神の一つで今も庶民の篤い信仰を集めています。



桜の名所としても知られる毘沙門堂。
鄙びた風情の山寺が桜色に染まりつかの間の雅な世界が現れます。



しん殿前の樹齢100年を越す枝垂れ桜も静かにその時を待っています。


御所から移されたしん殿の内部は116面の襖絵で飾られています。

見る場所によって机の形が変わる不思議な襖絵。



花見の人で賑わうまでの間、静寂に包まれた花冷えの毘沙門堂です。



毎年桜の撮影は時期を決めるのが難しいのですが今回は少し早過ぎたようです。
心配だったので撮影前日の朝と夕方、当日と桜を見つめていたのですが、刻々と色を増してくる様子は感動的です。枝垂れ桜は、当日の朝蕾だったのが午後には一部開花していました。
一本の木を2日にわたって見続けるという稀な体験が出来ましたが、満開の枝垂れ桜を撮影出来なかったのは本当に残念でした!


「 Day light 」
作曲者:Masakazu Yoshizawa
演奏者:古今組(こきんぐみ)