■ 仁和寺(にんなじ)4月19日放送

宇多天皇により888年に創建された仁和寺。 宇多天皇は退位後、出家して仁和寺を宿坊にされ30余年もの間、真言密教の修行に励まれました。 以来明治維新まで皇子皇孫が門跡となられ御室御所と呼ばれてきました。
広大な境内には御所から移された国宝の金堂をはじめ重要文化財の伽藍が立ち並びます。 特に宇多天皇の御室(御座所)があったシン殿は螺鈿細工や襖絵で飾られ王朝の雅をしのばせます。 平成6年に世界遺産に登録された仁和寺は4月中旬に遅咲きの御室桜が京の桜の最後を飾ります。




大内山の麓、世界遺産にも指定された仁和寺が桜色に染まっています。



広い境内に甍(いらか)を並べる五重塔や金堂が艶やかな桜と柔らかな春の陽に包まれその美しさを際立たせます。



仁和寺は宇多天皇が出家した後、住まわれた事から
御室御所(おむろごしょ)とも呼ばれ、御所の威厳と格式を伝える貴重な遺産。



国宝の阿弥陀様は外の桜が眺められずに心なしか うらめしそう。




程近い原谷苑は2百本近い枝垂れ桜が咲き競う桜の隠れ里。


見上げれば 頭上を覆う桜の天蓋。

目の前には 流れ落ちる桜の滝。



枝垂れ桜の美しさに心躍る京の春です。


原谷苑は個人所有のため桜の季節だけ公開される桜の隠れ里。
11ヶ月間は人が入らないので荒らされることもなく、その間除草剤も使わず桜の生育に気を使っています。毎年10本ずつ増やして現在は2百本以上。その殆どが紅枝垂れで他には見られない圧倒的な美しさで観光客が一日三千人も訪れるとか。
撮影日はまだ3分咲きでしたが、それでもすごい人出でまるで上野の山のよう。ただし基本的には持ち込みの飲食は禁止なので、人は多いのですが比較的静かです。


「 春よ来い 」
作曲者:松任谷 由実
演奏者:松任谷 由実