■ 赤山禅院 (せきざんぜんいん)
                      12月6日放送


赤山禅院は、西暦888年に創建された天台宗総本山、比叡山延暦寺の塔頭。
都の表鬼門を守護する方除けの寺として赤山大明神を祀り、古くから方位の守護神として崇められてきました。境内に建つ福禄寿堂には都七福神のひとつ福禄寿神が祀られ、商売繁盛にご利益があるとして親しまれています。
神社とお寺が一緒になった神仏習合の寺院で、紅葉の名所として毎年多くの人が訪れます。またここは、比叡山随一の荒行・千日回峰行に関わるお寺としても知られています。



01
比叡山の麓、静かに佇む赤山禅院。
紅葉に覆われた参道が美しい、神仏習合(しんぶつしゅうごう)のお寺です。


02
03
ここは京都御所の鬼門にあたり、拝殿の屋根には鬼から都を護るため、方除け(ほうよけ)の猿が鎮座しています。


04
05
境内の一角に祀られる福禄寿(ふくろくじゅ)の神。
京都七福神のひとつで、温もりある表情に心が和みます。


06
07
山寺の風情をとどめる静かな境内。
赤く染まった紅葉の横で 寒桜が秋雨に濡れています。

08
09
洛北の豊かな自然が織り成す秋模様。
去りがたい想いにひたります。


10
11
赤山禅院のほど近く、茅葺の門が誘う清心庵(せいしんあん)。
紅葉に囲まれた趣あるお茶室は、大正時代に建てられたものです。


12
13
こだまする鳥のさえずり。
旅の疲れを癒す一服のお茶。


14
15

紅葉を揺らす風の冷たさに、過ぎ行く秋を感じます。


16


赤山禅院の建つ一乗寺界隈は、紅葉の名所として知られる寺院が数多く並びます。
撮影日はあいにくの雨でしたが、朝早くから大勢の観光客の方々がいらっしゃいました。
今年は天候不良により紅葉は今ひとつ・・・と京都の方は口を揃えます。
それでも、およそ100メートル続く参道は見事です。
境内では池の周りの紅葉が美しいのですが、拝殿裏には真っ赤に染まったもみじと並んで寒桜が可憐な花を咲かせていました。
紅葉と桜が一緒に見られるというので、大勢の方が記念写真を撮っておられました。

清心庵は赤山禅院から歩いて15分くらいの所にある関西セミナーハウス内にあります。
鉄筋の建物の裏手にある茶室で、東山を借景とした日本庭園の一角に佇んでいます。
お点茶は予約が必要ですが、とても静かで落ち着きます。
まさに知る人ぞ知る、紅葉の穴場! 庭園だけの散策も可能なのでオススメです。
※庭園散策の場合は、私有地ですのでフロントに一声かけてからお入りください。


「 Some other time 」
作曲者:Michael Hoppe
演奏者:Michael Hoppe