■ 妙法院 (みょうほういん)  1月17日放送

東山の「妙法院(みょうほういん)」は、延暦寺の別院として比叡山に創建されたものを移築したといわれる格調高い天台宗門跡寺院です。1595年(文禄4年)の建立とされる庫裡(くり)は、豊臣秀吉の千僧供養ゆかりの建物で、貴重な遺構として国宝に指定されています。また、大書院は御所の旧殿を賜ったと伝えられる江戸初期の典型的な貴族邸宅建築のひとつです。他にも、皇族や時の権力者にまつわる宝物などが多数所蔵されています。



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東山の『妙法院(みょうほういん)』は、比叡山にあった里坊(さとぼう)を平安時代の後期、後白河上皇が現在の地に移したもの。
通常は非公開ですが、今年は3月18日まで特別公開されています。


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「内仏殿(ないぶつでん)」に祀られているのは、天台宗最古といわれる「不動三尊像」。
かかとを浮かせ、今にも踏み出そうとしている様は類を見ない珍しい姿です。


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豊臣秀吉が、先祖の供養に集めた千人もの僧に食事を施すため、建てた巨大な台所・庫裡(くり)。
天井の高さは18メートルもあります。


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他にも、母の身を気遣い送った手紙や鎧など、秀吉ゆかりの品が、数多く公開されています。

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また、『妙法院』は、天皇家が代々住職を務めた「門跡(もんぜき)寺院」でもあります。


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御所の旧殿を賜ったとされる大書院(おおしょいん)では、狩野派の障壁画が、桃山時代の荘厳な様子を偲ばせます。


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数々の遺構が格調の高さを今に伝える『妙法院』です。


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「妙法院(みょうほういん)」は、普段は非公開ですが、毎年期間を定めて特別公開されています。(今年の特別公開は1月10日〜3月18日)文化財の宝庫といわれるほど、貴重な宝物が溢れています。豊臣秀吉、直筆といわれる手紙は、小田原攻めの陣中から母の身を気遣い送ったものだそうです。撮影中、スタッフ全員でその内容の解読を試みましたが???
ただ、末尾に「てんか」と書かれていたのは読み取ることができました。また、国宝として大切に守られている庫裡(くり)も必見の価値あり。その珍しい建築様式は、現在でも、プロの建築家が度々見学に来るほどだそうです。


「 whispers 」
作曲者:GARY STADLER
演奏者:GARY STADLER