■ 北野天満宮 (きたのてんまんぐう)
   2月21日放送


北野天満宮は菅原道真を祀る全国の天満宮の総本社で、天神さんの名で親しまれています。
社殿は昔から、朝廷及び将軍家がその造営修繕に当たり、現在の本殿は慶長12年(1607年)豊臣秀頼公が造営されたものです。学問の神様として広く知られていますが、古くから「火雷天神」として農耕や狩猟、漁業に携わる人々からも篤い信仰を受けてきました。
また境内には、道真公が最も愛したとされる梅が約50種、2,000本を数え、2月から3月にかけて華麗に咲き誇ります。



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西陣に悠然と構える北野天満宮。平安時代の文人・菅原道真を祀り、学問の神様として広く信仰されてきました。


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創建当時の壮麗な姿を誇る社殿。
政権争いに巻き込まれながらも 国家安泰を願った道真公への尊敬の想いを 今に伝えます。


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二十五日は道真公の命日。
この日に行なわれる梅花祭(ばいかさい)では、春を告げる梅の花が 神前に供えられます。


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梅の開花に合わせ、三月末まで公開される宝物殿(ほうもつでん)。
天満宮の由来を描いた 絵巻物の傑作「北野天神縁起(きたのてんじんえんぎ)」、豊臣秀吉・秀頼奉納の釣灯籠など、貴重な文化財にふれることができます。


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門前に建つ「船屋秋月(ふなやしゅうげつ)」の名物は、白餡を梅肉餡で包んだ「北野梅林(きたのばいりん)」。
北野天満宮の梅にちなんだ、彩りゆかしいお菓子です。


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日が暮れて、ほのかに漂う梅の香り。
北野天満宮の梅は、まもなく見ごろを迎えます。


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梅の名所として名高い北野天満宮。紅梅・白梅のほか黄色の花を咲かせる蝋梅などの珍種もあり、参拝者の目を楽しませてくれます。 とくに蝋梅の花はいい香りがしますので、見かけたら、そっと鼻を近づけてみてください。
撮影前、下見のために北野天満宮を訪れたのは2月の上旬。境内には、受験生と思われる若い参拝者が多く、真剣な表情で絵馬を書く姿が印象的でした。
境内のライトアップは、毎月25日のみ行なわれます。ろうそくの灯りにゆれる梅の花は、ことのほか可憐で、昼間に比べると香りも強くなったように感じました。
船屋秋月の「北野梅林」は、一口サイズのお菓子。梅肉餡のピンク色が愛らしく、甘酸っぱさが魅力です。日持ちはおよそ1週間、京都だけの販売ですが、地方発送も可能ということです。


「 思季 」
作曲者:TAKE SATO
演奏者:インドラ