■ 高台寺(こうだいじ)
  1月7日放送


高台寺は豊臣秀吉の正室・北政所ねねが亡き秀吉の菩提を弔うため、徳川家康の支援を受けて1606年に創建されました。霊屋、開山堂、茶亭など多くの建物が伏見城から移築され、禅刹らしからぬ優雅な佇まいを見せています。ねねの亡骸が葬られている霊屋には秀吉とねねの坐像が祀られ、また須弥壇を埋め尽くす蒔絵は高台寺蒔絵と言われ桃山時代の漆工芸の粋を集めた貴重なものです。



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八坂の塔に程近い、東山の山腹に佇む高台寺。

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秀吉の妻・北政所ねねは、
亡くなるまでの二十年近くをこの寺で過ごしました。

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境内は、禅寺とは思えない
女性らしい柔らかな空気に包まれています。

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開山堂には秀吉の御座船の格天井(ごうてんじょう)と
ねねの御所車の天井が移築され、
桃山時代の豪壮な気風がうかがえます。

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公開中は、開山堂から延びる
龍の背に似た屋根をもつ臥龍廊(がりゅうろう)
の通行が許されます。

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ねねが眠る霊屋。

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内陣にはねねと秀吉の坐像が祀られ、
秀吉が信仰した隋求菩薩像(ずいぐぼさつぞう)
が特別公開されます。

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傘亭(かさてい)は、天井の竹組みが傘に見える
桃山時代を代表する茶室です。

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夕日が美しいねねゆかりの高台寺です。

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訪れる人の殆どが女性という高台寺。ねねの生涯は今も女性が共感できるのでしょうか。今回の特別公開期間中は、ねね愛用の打ち掛けが展示されます。高台寺は東山の山腹にあるため、西山に落ちる夕陽は絶景です。撮影日は雲が多く残念でしたが、下見の時に見た夕焼けの美しさは忘れられません。高台寺の拝観は、雲の無い日の夕方がお薦めです!

ところで、初めての場所で思いも寄らぬ人の墓に遭遇する経験をしたことがありますか?実は今回、昔お世話になった方の墓に高台寺で出会ってしまったのです。二十年近い昔のことなので名前も忘れていた方なのですが、寺の方のお話で徐々に記憶が戻ってきました。墓前で手を合わせましたが、ロケ先で知り合いの墓に遭遇したのは初めてのことです。これは北政所のお引き合わせでしょうか。合掌。


「Hot Day」
作曲者:Michel Sanchez
演奏者:Michel Sanchez