■ 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
  6月17日放送


小倉山の中腹に建つ常寂光寺は、京都屈指の紅葉の名所として親しまれています。 1596年、日蓮宗大本山本圀寺の日しん上人がこの地に隠棲し開創、静かで清らかなたたずまいが 永遠・絶対の浄土を意味する常寂光土の感があるとして、これを寺名としました。 本圀寺客殿の南門を移築した仁王門、和様と禅宗様の両方の様式を取り入れた多宝塔が嵯峨野の 風景に調和し、四季折々に美しい風光をたたえています。 また、『古今和歌集』の編者としても知られる藤原定家が山荘「時雨亭」を置いた所とも伝えられ、定家の 木像を祀る謌僊祠(かせんし)や時雨亭趾碑があります。



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古くから歌に詠まれた小倉山。
その中腹にたたずむ常寂光寺は今、深い緑に包まれています。

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茅葺きの仁王門を飾るのは、目に鮮やかな青紅葉と、
鳥のさえずり。

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苔に覆われた参道を進むと、次第に心が和み、
小倉山の風光に寺の歴史が重なります。

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この寺を開いた日しん上人は、時の権力者・豊臣秀吉の命に背き、
秀吉から逃れて、ここに安住の地を求めました。
法灯を守りながら、平安の時を過ごした上人。

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静かで清らかなたたずまいは今も変わらず、
訪れる人の心を癒してくれます。

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木立をかすめる緑の風が心地よく、
ゆったりとした時の流れに身をまかせます。

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仰ぎ見れば、美しいシルエットを描く多宝塔。
江戸時代の建築ながら華麗な桃山様式を今に伝えます。

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ここから眺める京の町並みが、心に残る常寂光寺です。



紅葉の名所として名高い常寂光寺ですが、この時期もまた素敵なお寺です。 撮影日は朝から晴れ渡り、山の斜面に建てられた境内には、それはそれは”心地よ〜い”風が吹いて いました。思い機材を運びながらも、何故かスタッフみんな笑顔で「気持ちいいね〜!!」。

番組中で佐藤アナが腰を下ろしていた本坊庭園は、お寺の副住職オススメのポイント。木漏れ日に 輝く青紅葉を眺めながらのんびりしていると、ホント時間のたつのを忘れてしまいます。佐藤アナ も、あまりの気持ちよさに撮影の合間にウトウト・・・なんてシーンも見られました!

紅葉の季節は人が多くてなかなかゆっくり拝観できませんが、この時期は観光に訪れる方も少なく、 京都を旅するにはいい時期かもしれません。


「Sunny Side 〜通り雨の午後〜」
作曲者:妹尾 武
演奏者:妹尾 武