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![]() 今週は相国寺瑞春院(しょうこくじずいしゅんいん)を訪ねます。 ![]() |
![]() 京都御所の北に構える相国寺山内の塔頭・瑞春院。 ここは作家・水上勉(みずかみつとむ)の直木賞受賞作「雁の寺」の舞台として知られています。 |
![]() 平安時代に作られたという本尊は、六代将軍・足利義教(よしのり)から寄進されたもの。雲に乗った仏さまが見守るこの寺に、水上勉が入ったのは9歳の時でした。 ここで過ごした4年間の思い出を綴ったのが小説「雁の寺」です。 |
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![]() 厳しい禅の修行に耐えるため、彼がいつも眺めていたのが仏間に描かれた孔雀の親子。 自らをこの絵に重ね、故郷の母を思い出していたといいます。 ![]() |
![]() 本堂の北には、夢窓国師の作風を取り入れた庭園が・・・ 訪れる人の心を癒すのは、雨に濡れ、 一層鮮やかになった緑の美しさ。 ![]() |
![]() 茶室の前に設えた水琴窟が、澄んだ音色を奏でます。 ![]() |
![]() 味わい深い、京の夏の旅です。 |
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![]() 「星の灯籠」 作曲者:妹尾 武 演奏者:妹尾 武 |
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