
今週は印空寺を訪ねます。

嵯峨野の冬。
水を抜かれた広沢池に鷺が羽を休めています。


程近い印空寺は江戸時代に創建され、
平成三年に再建された
新しいお寺。
枯れ山水の庭もどこか軽やかで現代的な佇まいです。

境内の樹齢三百年を越すタラヨウの木。
古代、葉の裏に文字を書いて保存したことから
“葉に書く”という「葉書」の語源であると言われる
めずらしい木です。


印空寺では新しく生まれた仏様に出会えます。
本尊は、土地の名から「山越(やまごえ)の阿弥陀」と親しまれた
江戸時代以前に造られた阿弥陀像ですが、


脇仏は昭和の大仏師・松久朋琳(まつひさほうりん)の菩薩像。
新旧の仏が調和する阿弥陀三尊です。

境内の朽ちた木から作られた
この寺ならではの新しい仏様もおられます。

大晦日。印空寺は除夜の鐘を撞く多くの人で賑わいます。
振舞われる甘酒とともに新年を迎えます。




