
今週は金福寺を訪ねます。

かつて、その静寂を求め、多くの文人が訪れた金福寺。

朝の光を浴びて、一層やわらかな表情を見せる
新緑の中を進むと・・・

目の前に広がるのは白砂とサツキの築山が
美しい枯山水の庭です。


どこまでも奥ゆかしい庭園の先には
茅葺きの屋根が覗きます。


元禄の昔、住職は寺を訪れた松尾芭蕉とこの草庵で
風雅の道について語り合いました。


およそ70年後、芭蕉を慕って寺を訪れた与謝蕪村は
荒れ果てた庵の姿を惜しんで再興、
ここで多くの句会を開いたと言います。


傍らにそびえる樹齢300年のヤマモモの木。
四季折々の草木を愛でながら、いにしえの俳人たちが
静かに句を詠んだことでしょう。


この季節、菓子処「ゆうづき」で作られる、さつきを模した生菓子。
初夏の風情を感じる一品です。

咲き誇るさつきが、文人ゆかりのこの寺に
夏の訪れを告げています


特殊機材を使っての撮影はお庭をお散歩したり、お花を眺めたりゆっくりと過ごしたい拝観の方たちの邪魔にならないよう、気を遣って行います。


