
今週は愛宕念仏寺を訪ねます。

奥嵯峨に佇む愛宕念仏寺。

仁王様に守られた境内に入ると
緑の中、顔をのぞかせている石像が迎えてくれます。


お寺の復興を祈る人々の手によって彫られた羅漢像、
1200体が片寄せあうように並んでいます。


屈託のないおおらかなお顔、
表情豊かな羅漢さんは眺めているだけで心が和みます。


木漏れ日の中に光る本堂は鎌倉時代に再建されたもの。

やさしい眼差しの千手観音が祀られています。
いにしえの頃より厄除けの観音様として厚く信仰されてきました。


山門近くの「平野屋」は、江戸時代から続く茶店。
黒糖の甘さが、散策の疲れをいやしてくれます。


さわやかな風が、都に初秋の便りを届けます。

山あいに建つ愛宕念仏寺は真夏のこの時期でも風が涼しいとても気持ちの良いお寺です。
しかし油断すると・・・「ブーン」「ブーン」と蚊がまとわりついてきます。そんな時は携帯用の蚊取り線香が大活躍!みなさんも夏の時期は虫除け対策をお忘れなく!!
そんなお寺で今回撮影するのに一番苦労したのは仁王門の仁王様です。

