放送内容

 

#18

2020年2月1日(土) OA

埼玉・川島町 しょうゆ蔵の工場見学

川に囲まれ、古くから良質な大豆や小麦が栽培されてきた埼玉県川島町。

去年11月、創業230年のしょうゆ蔵「笛木醤油」が新たにオープンさせたのは、
昔ながらのしょうゆ作りを無料体験できる「金笛 しょうゆパーク」。
店の12代目・笛木吉五郎さんが発案しました。

「亡くなった父が ”工場見学で醤油の美味しさを伝えたい” という夢を持っていて、
その夢を、改めて形にしたかったんです」

「笛木醤油」では、直径2メートル以上もある大きな「木桶」を使ってしょうゆを作ります。
木桶の中で2年ほどかけて発酵・熟成させて作ることでまろやかでコク深いしょうゆに
仕上がるそうです。

工場見学では、醤油の元となる「もろみ」を混ぜたり、しぼりたての「生しょうゆ」を
味見したりする子供たちの笑い声が聞こえてきます。

伝統の文化を通して、人の想いも広がっていきます。