放送内容

 

#39

2020年6月27日(土) OA

埼玉・川越市 島バナナが結ぶ絆

埼玉県川越市にある沖縄の物産店、「真南風(まはえ)」――
豊かな自然と文化をもつ、沖縄の魅力にハマった埼玉県出身の新井さんが、
およそ30年前、川越の地にお店を開きました。

「知られていない沖縄のことがすごく多い。ぜひ、それを知ってもらいたいと思ったんです」

お店の目玉商品は、沖縄の島バナナの一種、「琉球もちっ娘(こ)バナナ」。
糖度が高く変色しにくいため、ギリギリまで熟させることが出来て、甘みたっぷり。
牛乳だけを混ぜて作る特製のバナナジュースは、濃厚なのに後味サッパリと人気です。

この島バナナを沖縄から送ってくれるのは、沖縄県南城市のバナナ農家・仲村さん。
日々連絡を取り合い、収穫のタイミングなどの情報を共有しています。

「仲村さんはバナナを通じて沖縄の活性化をはかりたい、そんな思いがある。
 そこに強く共感し、(仕事を通して)お付き合いしたいと思ったんです」

南の島から届く小さなバナナが、絆を実らせています。