放送内容

 

#44

2020年8月1日(土) OA

東京・日本橋 リメイクで想いをつなぐ着物の日傘

東京・日本橋にある国産傘の専門店「絆傘処(ばんかところ)」は
一本一本の傘を職人の手作りにこだわるお店。

日傘ブランド「あきざくら」の山村さんは、この店の傘職人・吉井さんと協力し、
着物を日傘にリメイクする「着物傘」の販売を3年前から行っています。

「着物にある思い出を、大切にする心をいま使えるものに変えることで
皆さんに笑顔になってもらえるんじゃないかなと思っています」

今回、着物傘を依頼したのは都内に住む男性・遠藤さん。
去年亡くなられた母・トシ子さん愛用の着物が、日傘に生まれ変わったのを見ると、
「母もすごく喜んでいると思う」と笑顔を見せていました。

着物に込められた想いは、形を変えて受け継がれていきます。