放送内容

 

#55

2020年10月24日(土) OA

埼玉・三芳町 320年続くサツマイモ農家が始めた人気カフェ

埼玉県三芳町にある「川越いも街道」。29軒のサツマイモ農家が軒を連ねる中で
最古参の一つに数えられるのが、江戸時代から320年以上続く「むさし野自然農場」。

10代目の武田浩太郎さんは、新しい試みとして
畑でとれたサツマイモを使ったカフェを始めました。その名も「OIMO cafe」。

「両親にも反対されたんですけど、今ではありがたいことにお客さんも増えて、
 スタッフも20代前半の子が中心に、カフェを運営しています。」

そんな武田さんは、サツマイモの可能性を広げるため、
2年前、パリで行われた日本食の展示会、「セボン・ル・ジャポン」にも参加。

「夢は、パリで焼き芋屋さんを開いて、フランスの方にセーヌ川で焼き芋を食べながら
 “セボン、セボン(美味しい)”って言ってもらえることです」

若い農家の情熱が、サツマイモの味わいを深めています。