放送内容

 

#58

2020年11月14日(土) OA

東京・葛飾区 小じゃみチントン

東京・葛飾区にある三味線専門工房「三絃司(さんげんし)きくおか」――
その道30年以上の職人・河野さんが5年ほど前に開発したのは、
国産のヒノキを使った“ミニ三味線”「小じゃみチントン」。

大きさは従来の三味線の3分の2ほど。
本来 絹糸が使われる弦には、丈夫で指が痛くなりにくい「釣り糸」を採用。
初心者でも扱いやすく、本体に様々なデザインをプリントできる点も人気となり、
海外でも注目されています。

「三味線の需要がここ数十年でどんどん低下している。
これを触っていただき、手軽にできる楽器の一つと考えてもらえたら幸いです」

伝統の技が新たな音色を奏でます。