原案紹介

「宝くじで1億円当たった人の末路」
鈴木信行著/日経BP社刊

日経ビジネス副編集長を務める著者が、人生の分岐点で、一つの選択をした時に何が起こるのか、専門家にインタビューをし、その「末路」を調べた日経ビジネスオンラインの人気シリーズ。23の末路を収録した本書は2017年3月に刊行され、発売9か月で14万部を売り上げ「末路」ブームを引き起こしました。

原案者コメント

先が見えない殺伐とした時代を楽しく生きるには、様々な人の末路を知り、「転ばぬ先の杖」を用意することが欠かせません。難しいのは、今の世の中は複雑すぎて、1つの選択をした結果がどうなるか、予想するのが簡単ではないことです。
とても羨ましく思える人の将来が悲惨なものだったり、どう転んでも可哀想な人の行く末が幸せだったり、本書に収録した23編の末路は意外なものばかりとなりました。このたび、その4編がドラマ化されるとのことで、原案者として放映の日が今から楽しみです。
自分や他人が下した選択の末路を知ることは、心の安定にもつながります。未来が不安な方、他人が羨ましい方、世間体が気になる方、毎日が憂鬱な方…。映像化によって書籍の世界を飛び出した「末路ワールド」は、そんな皆様の気持ちをやさしく温めてくれるに違いありません。