STORY

第4話

「俺が君を選んだ」。浅海(松田翔太)のひと言が気になって仕方ない雛子(高畑充希)は、チェーン店5店舗を1ヵ月後にオープンさせるという浅海の“ムチャブリ”をうっかり引き受けてしまった。急すぎる進行に社員たちも後ろ向きな態度。さらに大牙(志尊淳)も、(片山友希)とのデートでは会話が弾まず、同期が先に出世した焦りもあって、雛子への不満を隠さない。
そんな中、「プチボナール」の仕入れ先が、突然、ワインの取り引き停止を宣告してきた。野上フーズと専属契約を結ぶことになったのだという。仕事が増えて不満が高まる社員たちの手前、雛子は新しいワインの仕入れ先は自分で探すと宣言。

凛々子(優香)にも協力してもらいリサーチを進める中、知美(夏帆)から山梨の個人ワイナリーが作った「伝説のワイン」の存在を知らされる。
社員たちもうなるクオリティーの「伝説のワイン」。何としても仕入れようと、大牙と共に醸造元のワイナリーを営む春乃(南野陽子)の元を訪れる雛子。

しかし夫が亡くなってから春乃は新規にワインを作っておらず、貯蔵しているワインも売りたくないと、取り付くシマもない様子。雛子と大牙は、あの手この手で春乃を説得しようとするが…。

春乃の気持ちを動かすことができないまま、諦めかけていた雛子に浅海から1本の電話が。『夫から愛されていたのか?』と春乃が複雑な思いを抱えていることを知らされた雛子は、もう少し説得を続けようと奮起する。

大牙と口論しながらも、春乃の夫がワインのラベルに隠していた愛のメッセージに気付いた2人は、翌日、再び春乃の元へ。無事、春乃の夫への誤解を解き、新しいワインの契約を取り付けることに成功する。ホッとする雛子と大牙の前に、浅海が現れて…!!