STORY

第5話

出張中の雛子(高畑充希)と大牙(志尊淳)の前に、浅海(松田翔太)が突然現れた。ワインの契約の件で浅海から褒められた雛子は、「もっといい社長になる」と宣言。大牙は、2人の親密そうな様子がなぜか気にかかる。

知美(夏帆)が雛子の会社の短期契約社員として働き始める一方、凛々子(優香)はレストランのチェーン展開のためには1号店で“圧倒的体験”を与えることが必要だと雛子に助言する。

それを受けて、47都道府県の名産品を使った「日本列島フレンチフェア」を思いつき、浅海のようなリーダーシップで社員を牽引しようと張り切る雛子。大牙は、雛子が無茶をするのではないかと心配するが…。
そんな中、宮内(荒川良々)が気がかりな情報を仕入れてきた。野上フーズが、国産食材を使ったイタリアンフェアを計画しているというのだ。野上フーズに対抗するため、雛子はフェアの日程の前倒しを指示するが、大牙をはじめとする社員たちは猛反発。
雛子は浅海に「社長のようになりたかっただけなのに」と弱音を漏らす。しかし浅海は社長として、雛子が想像する以上の孤独を抱えていた。実は、共に会社を立ち上げた専務の葛原(坪倉由幸)が、野上(笠松将)と繋がっていることが判明したのだ…。
翌日、自分の決定に従って奔走する社員たちの姿を見た雛子は、居ても立っても居られなくなり、食材を分けてほしいと野上の店へ。

強みである“無鉄砲さ”を取り戻し、自分の過ちを認めた雛子を前に社員たちの心は再び一つになり、フェアはなんとか成功を収めた。その夜、浅海が誕生日だったことに気付いた雛子は、彼の元へ向かい…!