STORY

第10話

「リレーション・フーズ」の解散が言い渡され、自分の無力さに打ちひしがれる雛子(高畑充希)。

家を出て行った浅海(松田翔太)からの連絡も途絶え、大牙(志尊淳)からも「僕は終わりにする」と言われてしまった雛子は、自分の“幸せ”がどこにあるのかわからなくなってしまう。

自分のことはさておき、社員の幸せな未来のために奔走する雛子が会社を辞める覚悟だと察した大牙は、「リレーション・フーズ」を本社から買い取ろうと決意。宮内(荒川良々)をはじめとする社員たちは張り切るが、そう簡単に買収に必要な金額が集まるはずもなく…。そんな中、(片山友希)に連れられて、野上(笠松将)が現れた。

「野上フーズ」を辞めた彼は、雛子の熱意に敬意を表し、銀行や投資家を紹介すると申し出る。雛子たちは盛り上がるが、葛原(坪倉由幸)は既に「リレーション・フーズ」の売却先を決定済で…。万事休すの雛子たちは会社の解散を覚悟するが、そこに思いがけない人物から連絡が入る!
無一文で会社にやってきた浅海は、すべてを売り払って会社の株式を買い集め、「リレーション・ゲート」の社長に返り咲き。久しぶりに雛子への“ムチャブリ”も発動させる浅海の姿を雛子は喜ぶが、浅海は社長を退いてアフリカに行くと言い始めた…!

一緒にアフリカに来て欲しい…浅海に思いを打ち明けられて戸惑う雛子に、大牙は大好きな雛子には幸せでいてほしいと告げる。
浅海と一緒にいたいのか、大牙と共に社長として仕事を続けたいのか...自分の本当の気持ちと向き合った雛子は、アフリカには行かずに「リレーション・フーズ」の社長を続けると決断。
そんな雛子に、浅海は「リレーション・ゲート」の社長の座という最後の“ムチャブリ”を放ち、アフリカへと旅立っていく。そして雛子も、大牙に背中を押されて新たな一歩を踏み出すのだった!