ストーリー

#06 2016/05/28

入院中の幸(土屋太鳳)はある晩、窓辺に立って、ふと振り返ると、ベッドに寝ている自分の姿を見る。
大ケガをした幸は、まだ自由に動ける状態ではないはずだった。彼女は、自分に何が起こったのかと驚く。
一方、円(福士蒼汰)の部屋には、ナベシマ(鈴木亮平)ゆずこ(濱田ここね)に追われている千里(門脇麦)が居候することに。

01

そんな中、円はナベシマたちから、達夫(寺島進)という幽霊を成仏させる仕事を頼まれる。
生前、野球が大好きだった達夫は、ラビッツという草野球チームに所属していた。
彼の心残りは、自分が死んだせいでチームの人数が1人足りなくなってしまうことだった。
円は、達夫に連れられてラビッツのメンバーが集まっている喫茶店へ向かう。

02

達夫がいなくなったラビッツは、このままでは翌週に迫った試合に出場できない。
ラビッツのメンバーは、チームの解散について話し合いの最中だった。
ラビッツの試合は翌週に迫っていた。達夫に強引に頼まれた円は仕方なく、ラビッツに加わりたいと申し出る。

03

円はスポーツと無縁で、野球の経験もなかった。円が入ってなんとか9人揃ったラビッツだったが、そこに真理(森カンナ)という女性が現れる。真理はメンバーの一人・真之介(伊澤柾樹)の姉だった。
真理は「真之介は達夫に無理やりチームに入れられただけなので、もう辞めさせる」と言い、真之介を連れて帰る。ラビッツは、また8人になってしまう。
真之介はおとなしくて自分の意志を見せない少年で、本当に野球を好きなのかも分からなかった。
円は、真之介を連れ戻すと息巻く達夫に連れられて、真之介の家を訪ねるが…。