お知らせ枠(ヘッダー)
俺たちの箱根駅伝 2026年、ドラマ化決定
俺たちの箱根駅伝 2026年、ドラマ化決定
お知らせ枠(MENU下)
イントロダクション
これは、一度は敗れた者たちの物語―
日本のお正月の風物詩でもある東京箱根間往復大学駅伝競走、通称“箱根駅伝”
沿道で、テレビの前で、多くの人が、
仲間にタスキをつなごうと死力を尽くす若者達の走りに心を揺さぶられ、
二日間の激闘に胸を熱くする。
そんな箱根駅伝を、国民的作家池井戸潤が、十年余の歳月と情熱のすべてを注いで描き
「もう二度と、こんな小説は書けないでしょう」とまで語る、
一度は敗れた者たちの熱き青春群像劇「俺たちの箱根駅伝」がドラマ化。
2年連続で箱根駅伝本選出場を逃した古豪・明誠学院大学。
箱根駅伝に出場するには、まずは10月に行われる予選会を突破しなければならない。
古豪・明誠学院は、果たして箱根路を走ることはできるのか。
また中継を担うテレビ局側でも不測の事態が起きていた。
幾多の名作を世に送り出し、常に時代の話題をさらってきた池井戸の渾身の一作を
1987年以来、箱根駅伝を生中継し続けてきた日本テレビが、
主催・関東学生陸上競技連盟の全面協力を得て贈る、前人未踏の映像プロジェクト。
逆境に立ち向かうすべての人へ。
「寄せ集め」と呼ばれたチームが、箱根駅伝に託した夢の行方——
敗北から始まる物語は、あなたの心を燃やし、希望のタスキを未来へとつなぐ。
217.1km――青春とプライドをかけた、伝説のレースが今、ここに始まる。
原作
「俺たちの箱根駅伝」
池井戸潤
(文藝春秋)
直木賞作家・池井戸潤が描く、「東京箱根間往復大学駅伝競走」
――
通称・箱根駅伝。日本のお正月の風物詩でもある、この“一大プロジェクト”の裏側を、十余年にわたる綿密で膨大な取材をもとに、週刊文春で1年半にわたり連載、著者史上初となる単行本上下巻組で発刊された。混じり気のないスポーツマンシップ、青春の存在意義を問う、新たな代表作の誕生。箱根駅伝を取り巻く熱い人間ドラマが描き出される本作は、夢が叶った人への、そしてそれ以上に、叶わなかった人への、熱いエールでもある。その臨場感あふれる文章は多くの人々の心をたぎらせ、熱い涙を誘う。箱根駅伝
――
若人たちの熱き戦いが、いま始まる。
原作者 池井戸潤 コメント
『箱根駅伝』の中継ポイントは地名で呼ばれるのに、なぜ「小涌園前」だけが地名ではなく施設名で呼ばれるのか? こんな小さな疑問が、上下巻に及ぶ膨大なストーリーと人間ドラマに発展するとは思いませんでした。
ランナーとして、またそれを支える側に回って「箱根」に賭ける学生たちの情熱、タスキへの思い。その映像をリアルに届けようと奮闘するテレビマンたちの執念。いかにエンタメとはいえ、迂闊に手を出せない真剣勝負をどう小説に落とし込むのか
――
。
書きたいと思ってから、実際に書き上げるまで、気がつけば何年もの月日が流れていました。
学生ランナーはもとより、『箱根駅伝』に関わる全ての人達へのリスペクトを胸に、彼らに負けない熱量をもってひたすら書いた、まさに渾身の一作です。視聴者の皆さん、そして読者の皆さんも、ひとりのランナーとなってタスキを繋ぐ友情と信頼、そして意地と執念がぶつかり合う全十区、217.1キロを駆け抜けてください。もう二度と、こんな小説は書けないでしょう。
池井戸潤 プロフィール
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を、『下町ロケット』で直木賞を受賞。
主な作品に「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズ、『シャイロックの子供たち』『空飛ぶタイヤ』『陸王』『民王』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『ノーサイド・ゲーム』『七つの会議』『アキラとあきら』『BT’63』『かばん屋の相続』『ハヤブサ消防団』などがある。
スタッフ
脚本
鈴木すみれ 松田裕子
演出
猪股隆一 山田信義 ほか
プロデューサー
小田玲奈 藤澤季世子 大井章生
鈴木香織 森雅弘
協力
一般社団法人 関東学生陸上競技連盟
制作協力
AX-ON
製作著作
日本テレビ
SNS