『箱根駅伝中継』に向け、立ちはだかる難題を乗り越えていく大日テレビのチーフプロデューサー・徳重亮(大泉洋)に、新たなプレッシャーがのしかかる。社長の肝いりで来年春に発足予定とウワサの『総合制作局』。その局長に、視聴率至上主義の編成局長・黒石武(高橋克典)が就くというのだ。
スポーツ局も傘下に入る『総合制作局』のトップに黒石が立てば、徳重たちが守ってきた“選手が主役の箱根駅伝”が壊されてしまう。そうさせないためには、自分たちの力で前年の視聴率を超える工夫をするしかない…。改革と伝統の狭間で揺れる徳重に、AD・戸山知香(山田杏奈)が「給水ポイントをフィーチャーしてください」と進言。毎年ランナーたちの走りを陰ながら支えている給水員の活躍とドラマを、視聴者にもっと届けたいと言う戸山に、センターディレクター・宮本菜月(伊藤沙莉)も賛成するが…。ひときわ声援が大きくなる給水ポイントで、どうすれば選手たちの声を拾えるか、試行錯誤が始まり…。
そんな中、予選会で敗れた大学の選手たちで構成される関東学生連合チームのコーチ・北野公一(駿河太郎)が電撃辞任。監督経験ゼロにもかかわらず「本選3位以上」という無謀な目標を立てて選手を振り回す甲斐真人(山下智久)に対する抗議の辞任…。北野の怒りの声がSNSに火を付け、甲斐へのバッシングが殺到する事態に…。
徳重は、そもそも陸上競技から離れ商社で働いていた甲斐を明誠学院大の前監督・諸矢久繁(寺尾聰)がなぜ後任に選んだのか…その理由を知りたくて諸矢に直接聞こうとするが、連絡が取れず…。他に事情を知っていそうな明誠のOBを訪ねた徳重は、OBから「どうもきな臭い話がありましてね」と、甲斐の黒いウワサを聞く。実は甲斐の監督就任は、勤務先の商社が推進する社会貢献制度を利用した1年だけの期間限定。ウワサでは、甲斐が自らの出世のために監督を引き受けた可能性が高いというのだ。驚く徳重は、真実を確かめようとするが…。
一方、学生連合チームは、コーチの北野が辞めたことで、北野の教え子・松木浩太(水沢林太郎)も練習に現れなくなってしまう。SNSには甲斐へのバッシングのみならず、チームそのものを非難する声も上がり始め、選手たちは徐々にやる気を失っていき…。キャプテン・青葉隼斗(小林虎之介)はみんなをまとめることができない無力感にさいなまれ、甲斐に助けを求めるが…。
批判が出るのを承知で、なぜ甲斐は監督を引き受けたのか……徳重がたどり着く衝撃の真実!
絶対に諦めない菜月と戸山の熱意が不可能を可能に変える!!