ストーリー

#12019.04.20

新学期を迎えた豪林館学園高校2年3組に新しい担任教師が赴任することになり、明智(永瀬廉)東条(道枝駿佑)ら2年3組の生徒たちはどんな教師が来るのかと噂していた。

始業式では、その新担任が紹介されるものの、本人が現れない。何が起こるのかと生徒と教師がざわつく中、スカートをはいて女装したおじさんが壇上に上がる。 そのおじさんこそが、2年3組の新しい担任・原田のぶお(古田新太)だった。
原田は、ゲイで女装家。豪林館学園高校校長(いとうせいこう)は、真の多様性を生徒たちだけでなく教師たちにも学んでもらうため、ゲイバーで働いていた原田を教師として迎え入れたのだった。校長は原田に対して「好きなようにやってみてください」と激励。原田は、初日から遅刻してきた上に、廊下を走ったりと、マイペースを貫く。数学教師の長井(松下奈緒)里見(白石麻衣)をはじめ、教師たちの困惑は深まるばかり。

原田は、副担任の田中(桐山漣)とともに、2年3組のホームルームへ。原田が自己紹介を始めると、からかう生徒たち。東条は原田に「なんでそんなキモイ格好なんですか?」と質問する。“男が女の格好をしているのがキモイ”と決めつけている東条に原田は「お前程度のチンケな常識でキモイなんて決めつけないでくれない?」と言い、LGBTについて説明するのだった。生徒たちは、原田に反発。東条と明智は、原田を辞めさせる作戦を企む。

数日後、原田は、校舎の裏で昼食を食べている2年3組の生徒・若林(長尾謙杜)を見かける。人と接するのが苦手な若林は、常にマスクで顔を隠していた。原田は、若林のマスクを取ろうとする。
その後、若林が学校で騒ぎを起こす。若林は「原田先生を辞めさせろ!」と叫び、校舎の屋上から飛び降りようとする…。果たして、原田は⁉

このストーリーを
シェアする