#557 『かきもち』(15/2/1 放送)

石川県 白山市

井関生産組合では、自分たちが栽培した米を販売し、冬場の農閑期になると「かきもち」づくりを行います。つきたての餅を型にいれ、数日おいてから取り出し、四角く切ります。切り出した餅は、1枚1枚縄で丁寧に編み上げてつるし、倉庫内に1ヶ月半から2ヶ月の間、自然乾燥させます。干してから1ヶ月ほど経ったかきもちを揺らすと、水分が抜けており、ぶつかる音がカラカラと高い音になります。この時のかきもちの音で乾燥の具合を確かめます。

#557

■ DIRECTOR'S COMMENT

撮影現場は、お餅のいい匂いがしていました。かきもち作りの作業の休憩時間には、干す前のかき餅を焼いてもらったり、お土産にも頂いたり、親切にしてもらいました。お土産のかきもちは、東京に持ち帰ってスタッフでおいしく頂きました。かきもちを干す様子は、まるで七夕の短冊のようで奇麗でした。ただ、現場付近はまわりが田んぼと住宅地で、何か飲もうにも自販機などもなく、その点だけちょっと苦労しました。(千葉朋寛)

■ ACCESS

金沢駅から美川駅まで電車で約20分

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