#572 『さくらんぼの受粉』(15/5/17 放送)
秋田県 湯沢市
秋田県のさくらんぼは、4月下旬から5月上旬にかけて、開花の時期を迎えます。さくらんぼは、自分自身の花粉で実をならせることができず、毛バタキで木から木へと人間が花粉を運んで、結実を確保しますが、その人工授粉の補助として畑に巣箱を置いてミツバチの力も借りています。この時期この地には、畑の中にミツバチの羽音が聞こえてきます。受粉によってさくらんぼが実り、6月中旬頃になると、収穫の時期を迎えます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
サクランボは、桜の仲間なので花が咲くのはだいたい同じ時期。東北の秋田ではゴールデンウィークの頃なんです。今回取材した湯沢市は高品質のサクランボの産地とされているそうです。今回は受粉の撮影だったので、食べられなくて残念だったのですが、出荷される７月頃買って食べてみたいと思いました。（鈴木響）
■ ACCESS
東京駅から湯沢駅まで電車で約4時間