#576 『オオヨシキリ』(15/6/14 放送)

栃木県 渡良瀬遊水地

オオヨシキリはヨシ原などに飛来する夏鳥。4月から6月頃の繁殖期には1羽のオスの巣の周囲に複数のメスが巣を作ります。このときの縄張りの主張で、オオヨシキリは「ギョギョシ ギョギョシ」と昼夜問わず大声で鳴きます。その鳴き声から「ギョウギョウシ(行行子)」とも呼ばれ、夏の季語にもなっています。その声はよく「カエルの鳴き声が聞こえる」と言われます。渡良瀬遊水地ではたくさんの見ることができます。

#576

■ DIRECTOR'S COMMENT

AD森野です。栃木県の渡良瀬遊水地へオオヨシキリを撮りに行ってきました。当日は、現地で渡良瀬遊水地野鳥観察会会長の先生に案内して頂きました。まず最初に、狙う場所や野鳥の撮り方に関して打ち合わせをしました。何時頃どこどこに行きましょう、この順番でまわりましょうなど、渡良瀬遊水地と野鳥たちの暮らしを、全部把握してらっしゃるんだなあと思いました。そして、夏のような日照りの中、カメラを構え、ねばり続け、オオヨシキリに出会いました。オオヨシキリの「ギョシギョシ」鳴く声は、とても特徴的で、今でも耳に残っています。私も今後、オオヨシキリの鳴き声は聞きわけられそうです。(森野 好)

■ ACCESS

古河駅から渡良瀬遊水地まで徒歩で約20分

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