#587 『明礬温泉湯の花小屋』(15/8/30 放送)

大分県 別府市

明礬温泉地区は地熱地帯で、地表から勢いよく温泉ガスの蒸気が噴出しています。ここに、江戸時代より湯の花を作り続けているわら葺き屋根の「湯の花小屋」が約50棟立っています。小屋方式の製法をしているのは世界でもこの地のみ。湯の花は、1日約1mm成長し、40~60日で採取されます。日本有数の温泉地として知られるこの街で、そんな湯の花の採取の音が聞こえます。

#587

■ DIRECTOR'S COMMENT

日本有数の温泉地・別府にある「明礬温泉・湯の花小屋」は、世界でも類を見ない採取方法で湯の花を作っていて江戸時代から250年以上続き、国の重要無形文化財にも指定されています。 湯の花小屋は見学が自由にできて、まるで江戸時代にでもタイムスリップしたような感じさえ受けます。ただ、作業の様子は毎日行うのではないので運が良ければ見られます。もちろん、施設内には温泉もあるのでゆっくりとお湯につかり楽しんでみてはいかがでしょうか。いい泉質で癒されます。(亀井清行)

■ ACCESS

大分空港から湯の花小屋まで車で約50分

PAGE TOP

PAGE TOP