#601 『帆引き船の音』(15/12/6 放送)

茨城県 霞ヶ浦

霞ヶ浦の風物詩である「帆引き船」は、明治13年に発明されたもので、ワカサギなどを捕る引き網漁のための船でした。昭和42年にトロール船にとってかわられ、現在では観光用に運行されています。帆引き船は、バサバサと音をたて、漁師が帆を張っていきます。湖面を渡る風をうけ、真っ白な帆をいっぱいに張って進んでいきます。霞ヶ浦の情緒ある風景です。

#601

■ DIRECTOR'S COMMENT

ADの森野です。天候のことなども考えてロケ日を決めたのですが、当日霞ヶ浦に行ってみると漁師の方から「今日はちょっと風が強い・・・」とお話がありました。風が強すぎると船が倒れてしまうそうです。実際に船を操船してくださる漁師の方々と、観光課の方々とスタッフと話し合いの末、決行しようと決断しました。今回は、並走船からの撮影隊と帆引き船本隊での撮影と二手にわかれ、私は本隊にいたのですが、息を合わせて帆を張っている現場にいると、なんだか海賊になった気分になりました・・・。帆で進む船には乗ったことがなかったので、映画や漫画で読むような海賊みたいな世界だ・・・と新鮮な気持ちになりました(笑)(森野 好)

■ ACCESS

東京駅から神立駅まで電車で約1時間30分

PAGE TOP

PAGE TOP