#609 『金平糖』(16/1/31 放送)

京都市 左京区

創業1847年、日本唯一の金平糖専門店「緑寿庵清水」の金平糖作りは、レシピがなく、気温や天候によって蜜の濃度や釜の角度と温度、釜で転がる金平糖の音を聞き状態を見極めて五感を使いながら体で覚えていく一子相伝の技です。砂糖の金平糖が作れるようになるのにもコテ入れ10年、蜜掛け十年、二十年かかると言われています。そんな金平糖作りの音が響いています。

#609

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回撮影に伺ったのは、京都で100年以上続く老舗の「緑寿庵清水」さん。金平糖は、かの織田信長が形と味に驚いたと言われているお菓子でこちらのお店も、一子相伝で代々に渡り金平糖を作っています。天候や温度などその日の状況で作り方が変わるという繊細な物で、完成までには何と約2週間もかかります。季節によってイチゴや梅、抹茶など様々な味が楽しめます。京都のお土産としても人気が高いので一度足を運んでみてはいかがでしょうか!(亀井清行)

■ ACCESS

京都駅から緑寿庵清水まで車で約30分

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